古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

ゴキブリ


 昨夜、踏み潰したはずのゴキブリ(小さなヤツだ)が、今朝、灰皿の中で手足を動かしていた。見た瞬間、少々たじろいだが、正確に煙草の火を押し付けた。ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、水虫菌だって、みんな生きているんだが決して平等ではない。殺す側と殺される側がいて、食べるものと食べられるものが存在する。何の罪もないゴキブリを殺しておいて、どうして私は平然としていられるのだろう?