1981年のヒット曲である。私が高校3年の時だ。もちろんレコードを持っている。何と昨年にCDが復刻されていた。日本人から見るとバタ臭い二枚目。キャッチーなボーカルと、ロックの王道っぽいギターがたまらん。声の質としては、GLAYのTERUに似ている。アルバムに収められている全ての曲が2分ほどとなっており、完成度の高さを示していると思う。買った時は損したような気になったものが(笑)。1980年代初頭はオーストラリア勢の健闘が光っていた。エア・サプライとかね。先鞭をつけたのは、やはりオリビア・ニュートンジョンか。このアルバムは、ポップ・ロックの姿勢としては非常にスタンダードなもので、「真面目な青春」といった趣がある。