古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

池田信夫氏 vs buyobuyo氏の顛末


 先日、「はてなブックマークとみのもんたは似ている」を書いたところ、池田氏から批判されているbuyobuyo氏ご本人からコメントを頂いた。


 コメント欄で対話を試みたが、どうも話が噛み合わない。私が池田氏に賛同したのは、「ブックマークのコメントに『死ねばいいのに』と書くことは許されない」という一点である。池田氏のブログはいつも読んでるわけではなく、該当記事を一読しただけである。


 ところがbuyobuyo氏は、池田氏が自分のことを変質者呼ばわりしたのだから五分五分だとでも言いたいようだ。


 buyobuyo氏はコメント欄に「私のブログを見ていただければ」と書いているが、私はチラッと覗いた程度で、あまり読む気が起こらないというのが正直なところだ。


 まず弁えておかねばならないことは、池田氏は実名もさることながら、顔まで公開している事実だ。それだけでもリスクを背負っているわけだ。一方、buyobuyo氏にはさしたるリスクはないように思われる。だからこそ、「死ねばいいのに」とか「殺意が沸く」などと書けるのではないか?


 他人の痛みには限りなく鈍感で、自分の痛みだけは大袈裟に誇張してみせる。そのような人物の言論に、どの程度の意味があるのだろうか。ひょっとしたら、「他人を傷つけること」でしか自分を大きく見せられないタイプの男なのかも知れない。いずれにしても、「間違いを認めない人物」「謝罪できない人物」「相手の話に耳を傾けることのできない人物」は、幼稚と言わざるを得ない。


 また、私のことを「良識派」と書いているが、コモンセンス=常識とすれば、buyobuyo氏は「非常識派」ということになる。「親孝行派」とか「親切派」、はたまた「誠実派」なんて言葉もあるのかね? 自分に対して反対意見を述べる人は、すべて「反対派」に映っているのだろう。


 Web上には悪意が多過ぎる。自分の首を絞めていることにすら気づかないで。