広告で毎日新聞前社長を名誉棄損、新潮社への賠償命令確定

 毎日新聞の斎藤明前社長が、週刊新潮の記事や広告で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社などに損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は1日、新潮社側の上告を棄却する決定をした。
 広告の見出しに限って名誉棄損を認めて100万円の賠償を命じた2審・東京高裁判決が確定した。問題となったのは、前社長の監禁事件を報じた2004年3月4日発売の同誌記事。1審は請求を棄却したが、2審は「記事を読めば誤解は免れるが、広告を見る人の大部分は記事を読まないので誤解を与えかねない」として、新潮社側逆転敗訴としていた。


【読売新聞 2008-02-01】