麻生太郎

 魚住昭野中広務 差別と権力』、角岡伸彦『はじめての部落問題』などによると、麻生太郎自民党幹事長は過去に野中に対する差別発言をしたとして、2003年9月の麻生も同席する自民党総務会において、野中に以下のとおり批判された。「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような部落出身者を日本の総理にできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の3人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」野中の激しい言葉に麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだったと記されている。


 2005年2月22日、衆議院総務委員会の議論でも取り上げられたが、麻生は「そのような発言(=野中に対する差別発言)をしたことは全くありません」と答弁している。2006年12月 13日、シンポジウム「今こそ部落問題を語る」にて、講師として招聘された野中が、麻生の差別発言について語った。それによると野中は、自民党政調会長当時の麻生が大勇会の会合で「野中のような部落出身者を日本の総理にしていいのか」と発言したと、大勇会会員3名から発言内容を確認したという。週刊現代の取材に対し、麻生太郎事務所は「衆議院総務委員会で説明しており、それ以上のコメントはない」と回答した。この回答を受けた週刊現代の取材に対し、野中は「事実無根だなんて。その会議(=差別的発言があったとされる大勇会の会合)におった人間が言ってますよ。河野さん(=河野洋平)も言っているし。」と発言した。角岡は、著書の『はじめての部落問題』において、国政の場でおきた部落差別であり公にされなかったら部落差別問題が見えにくくなっていた、この発言によって部落差別は以前より難しい問題となったと評価している。なお、麻生側からは魚住、角岡に対して抗議等を行っていない。


 


麻生太郎外相と韓国・朝鮮、被差別部落

 総務大臣在任中の2005年10月15日、この日に開館した九州国立博物館の開館記念式典での来賓祝辞の中で「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」と発言。これに対し、アイヌ民族琉球民族などには独自の文化、民族、言語がある(詳しくは概要、住民の民族性、言語、アイヌ琉球の項を参照)との批判が巻き起こった。また、中国や朝鮮半島との交流の中で日本文化が形成されてきた歴史を展示する同博物館の趣旨をも理解していないと、関係者の中には落胆する者もいた。なお、同博物館は選挙区は異なるものの彼の地元である福岡県内にある。

 2007年7月19日、富山県高岡市内で講演会において、国内外の米価を比較する例えとして「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」と発言し、アルツハイマー患者に誤解を与える表現として批判される。これについては野党からの反発はもちろん、与党からも参院選に悪影響だと懸念され、塩崎恭久内閣官房長官からも「適格性を欠く」と批判を浴びた。麻生は翌7月20日、「不適切なものがあった。発言を撤回し、不快な念を持たれた方々と関係者の方々におわび申し上げたい」と謝罪した上、撤回した。

 

 2007年7月20日アルツハイマー発言の翌日に鳥取県倉吉市での演説で「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」と発言した。自民党町村派幹部は参院選後の政局に響くとの見方を示し、社民党福島瑞穂党首は「全く人権感覚がない」として罷免を求める考えを示した。しかし「きちがい水」という言葉自体は、酒の害を戒めて言う言葉であり差別的な意味はない。マスコミによる言葉狩りではないかという批判もある。


 以上、Wikipediaより。


 わかりやすく言えば、「世間一般の差別用語を理解できない」ほどの差別者であるということだ。“失言居士”などというレベルではなく、“育ちによって形成された差別観”とみるのが妥当だろう。