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「旅館で男に触られた」児童の被害届けず修学旅行を続行


 横浜市の市立小学校が栃木県日光市に修学旅行中、小学校6年生の女子児童2人から、旅館で就寝中に侵入してきた男に体を触られたと訴えを受けながら、「狂言の可能性もある」などとして警察に届けず、旅行を続けていたことがわかった。横浜に戻った後、保護者から届けるよう求められて学校側は神奈川県警に相談。同県警から連絡を受けた日光署は15日、千葉市在住の無職の男(36)を住居侵入と強制わいせつの疑いで逮捕した。


 横浜市教委などによると、6年生約130人が5月31日から1泊2日で日光を訪れた際、旅館に宿泊中の1日未明に7人部屋で寝ていた女児2人が、侵入した男に体を触られた。教諭の見回りのため、部屋の鍵はかけていなかった。男は女児が目を覚ましたため、逃走したという。


 女児は教諭にすぐに被害を訴え、教諭は校長に連絡。しかし1日も日程通り旅行を続け、午後6時ごろ、学校に戻った。その後、女児のそれぞれの母親に校長が事件の発生を伝えた。被害届は4日に保護者らが出した。


 市教委に対し、校長は「被害を受けた女児は落ち着いている様子だったので、みんなと同じように修学旅行を続けさせたかった。狂言の可能性もあると思った」と説明しているという。市教委の担当者は「学校が事件を隠そうとしたと思われても仕方がない対応だった」としている。


朝日新聞 2007-06-16】


 税金で飯を食ってるんだから、校長の実名を報道すべきだ。「子供がおかしく」なったのは、「おかしな大人」が増えたせいだ。被害児童の言葉を狂言と受け止める校長は、頭がおかしいんじゃないのか。親御さん方や関係者が、この校長を放っておくならば、同罪だな。