古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

北朝鮮に拉致された日本人を取り戻すために

 拉致問題が遅々として進まない。時間ばかりが経過し、既に横田滋さんが健康上の理由で、11月退任を申し出た。拉致被害の象徴ともいうべき人物の余命が迫っていることを、政治家はどのように考えているのか?


 それなりに外交努力も重ねているのだろう。しかし、日本政府には何かが欠けているように感じるのは私だけであろうか?


 まず、「拉致」という言葉はやめた方がいいと思う。「誘拐」でいいのだ。


 そして私は提案したい。中国国境を越えてくる北朝鮮人民については、日本が移民として受け入れることを。こうした覚悟が、日本の政府と国民に欠けているのだ。


 更に日米で、金正日体制に抵抗する組織を支援する。資金援助では足がつく可能性があるから、武器を提供するしかないだろう。アメリカは、金正日の居場所ぐらいは、衛星で掌握していると思われるから、情報もどんどん与えればいい。


 個人的には、一人の国民が誘拐されただけでも、自衛戦争が成立すると思っている。


 国民が誘拐されても、何もできないような国家には住みたくないね。