いったん捕まえたザルカウィを知らずに釈放=イラク警察
【バグダッド16日】イラクのカマル内務次官は16日、イラク警察が1年以上前に、国際テロ組織アルカイダのイラク指導者アル・ザルカウィ氏をファルージャで捕まえたが、ザルカウィ氏であることを知らなかったため釈放してしまったことを明らかにした。
ザルカウィ氏はヨルダン人で、数多くのテロ攻撃、人質殺害など暴力事件の黒幕とされ、イラクのナンバーワンのお尋ね者になっている。米国は彼の首に2500万ドルの賞金をかけている。ヨルダンでは2002年に米外交官を殺した罪で死刑を宣告されていた。
カマル次官はフランス通信(AFP)に対し、「彼は人間であり神ではない。我々は彼を裁きにかけるだろう。一度は逃亡できたかもしれないが、今度は逃がさない」と述べた。
イラク駐留米軍も先に、今年2月と4月にザルカウィ氏をもう少しのところで取り逃がしたことを明らかにしている。
【AFP=時事】
AFPはザルカウィに「氏」をつけるんだね。読売新聞は「容疑者」となっている。
どう考えても、おかしなニュースだ。エシュロンを駆使して、何とかなりそうなもんだけどねえ。ザルカウィと鬼ごっこをするには、何らかの理由があるのだろう。個人的には、このニュース自体が信用できない。カマル次官を取り込める人物がいれば、数名の協力者によって、情報操作をすることなど、わけもないだろう。