前号に
気に入ったコピーを目にして、カタログを取り寄せたこともあった。このカタログは現在に至っても、たまにパラリと開いて一人でニヤニヤしながら悦に入ることがある(参考までに書いておくと、SOKKIグループの『オフィスサプライ・カタログVol.2』という事務用品のカタログ)。
と書いたところ多大な反響が寄せられるものと想定したいたら、全くナシのつぶて。一体全体どうなってんだい? チト反応が悪過ぎやしないかい? ってなわけで勝手に書かせてもらおう。
まあ、普通の事務用品カタログなんだが、何と言ってもコピーがいかしてる。写真の合間にゴシック体で堂々たる言葉が聳(そび)え立っている。ざっと紹介してみよう。
紙クズの山か/黄金のデータ・バンクか。(ファイル)
重圧は/あるか。(ファイル)
投入。分類。/移動。削除。/迫真の/ドキュメント。(ドキュメント・ファイル)
磁気を逃すな。(フロッピーディスクファイル)
真実はかく現われ、/謎はかく生まれる。(現像液)
どうです? 中々、歯切れが好いでしょ〜。コピーライターは誰なんでしょうね?
あなたのお気に入りキャッチコピーを大募集! 自分で考案したものでも、よござんすよ。