中学卒業まで福島県郡山市で育ちました。地震と津波でノックアウトをくらった上に、原発事故まで…。故郷が三重苦にあえいでる状況に、強い憤りを感じています。
原発を建設するとき、為政者たちは「絶対に事故はありえない」と豪語していた。あの言葉はなんだったのか。「今は批判している場合じゃない」という声も聞くけど、青果市場や畑で働いている友人を思うと、怒りの気持ちは持ち続けたい。
東日本大震災:「津波てんでんこ」か集団避難か 陸前高田
「一人で逃げられない人を取り残すわけにはいかない。集団行動が間違っていたとは思えない」――これは助かったからこそ吐ける言葉だ。幾多の犠牲から生まれた先人の智慧を軽んじてはなるまい。
福島人
GWは東京に行って、私は福島人ですっていう名札つけて目から光線出して歩く。(@ilovefukushima)
痺れた。
赤ちゃんの酸っぱい顔
初めての衝撃(笑)。何度観ても面白い。
福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩
東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故で、福島県から県外へ避難してきた住民らが、心ない仕打ちを受けるケースが相次いでいる。
長期にわたる避難生活を強いられている被災者が「人への風評被害」にも苦しめられる事態に、識者は「科学的に全く根拠のない風評被害だ」と冷静な対応を求めている。
「福島県から来たことを隠しますか」。福島県南相馬市の男子児童は千葉県内の小学校への転入手続きで、教師からこう聞かれた。母親は意味がよく分からずに「隠さなくていい」と答えた。男児の席は教卓の前で左右は空席になっていた。
日本弁護士連合会によると、母親は弁護士に相談し、「原発事故による一時転入なので学校に改善を求めると子供が居づらくなる」と話したという。
南相馬市から群馬県へ避難した小学生の女子児童は、「福島県から来た」とクラスの子供から避けられたり、陰口を言われたりして不登校になった。
千葉県船橋市教委は、南相馬市から来た小学生の兄弟が嫌がらせを受けたとする連絡があり、「子供たちに避難者の気持ちを考えるよう指導するように」と小中学校に通知を出した。
福島県いわき市の運送会社は、「放射能の問題があるので、いわきナンバーで来ないでほしい」という取引先の依頼を断れず、東京都や埼玉県でトラックを借り、荷物を積み替えている。社長(61)は「取引先から『いわき』ナンバーで来るなと言われたら従わざるを得ない。何とも理不尽だ」とため息をつく。
福島県田村市に工場を持つ埼玉県の会社は、福島ナンバーの車に乗った社員が首都圏のガソリンスタンドなどで利用を拒否され、埼玉県内ナンバーを使うよう指示した。
この国で連綿と受け継がれる村八分の文化。レイシストが東京都知事になるのも不思議ではない。差別する者は例外なく臆病者である。
「必要な幻想」による「過度の単純化」が政治学の主流
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- 近代政府による組織的な宣伝活動
- アメリカ軍国主義が日本を豊かにした
- ウォルター・リップマンの策略
- 観客民主主義
- 民主主義の新しい革命的な技法=合意のでっちあげ
- 「必要な幻想」による「過度の単純化」が政治学の主流
理性をもった人間は「必要な幻想」をつくりだし、人の感情に訴える「過度の単純化」を提供して、純真な愚か者たちを逸脱させないようにしなければならない。これが現代政治学の主流となった。
【『メディア・コントロール 正義なき民主主義と国際社会』ノーム・チョムスキー/鈴木主税〈すずき・ちから〉訳(集英社新書、2003年)】