東京電力が暴力団に資金提供
これらの人夫を集め暴力と小銭で操るのが地回りのヤクザです。じっさい東電からA暴力団組長に毎年数十億の金が渡っています。さらに小うるさい瓦版屋にも抜かりなく金がばら撒かれています。じっさい東電のCM発注量は多く、役員の旅行に同行する記者団は上げ膳据え膳の上、お土産まで貰っています。
【「東電=越後屋、お主も悪よのう」平成癒着構造時代劇/岩下俊三のブログ】
『聖なる鏡 アレックス・グレイの幻視的芸術』アレックス・グレイ、ケン・ウィルバー、カルロ・マコーミック/秋津一夫訳(ナチュラルスピリット、2010年)
自己の形而下、形而上両面を扱った解剖図を展開することによって、見る者を生々しい幻想へと導く画家、アレックス・グレイの連作絵画集。世界中で展示されてきた絵画と、トランスパーソナル心理学者であるケン・ウィルバーとニューヨークの著名な芸術批評家のカロル・マコーミックによる芸術における霊的要素を探り出すエッセイで構成されている。また、グレイ本人による作画の構成や象徴性などの絵画解説などからも、彼の世界観を垣間見ることができる。
「グレイ氏の絵画は医学的解説図のように細かく、解剖学的に正確なものであり、人間を宇宙的合一を目指す元型存在として描いている。……人類は傷ついているが回復できるというそのヴィジョンは、現代芸術にひろく浸透している皮肉や精神的倦怠への処方箋となっているのだ」(ニューヨーク・タイムズ)
福島県いわき市で出会った人たちの写真です。
喪失という背景の中で人間が際立っている。実に不思議な写真だ。
テレビの見過ぎで子どもの心疾患リスクが増加、豪研究
テレビを見る時間が長すぎる子どもは、大人になってから心疾患や高血圧、糖尿病になるリスクが高くなるという研究結果を20日、豪シドニー大学(University of Sydney)の研究チームが発表した。
同大がシドニーの小学校34校で、6〜7歳の子ども1500人を対象に調査したところ、テレビを見て過ごす時間が長い子どもは、目の裏側にある網膜動脈が細い傾向があり、年齢が上がると心疾患や高血圧、糖尿病などにつながる可能性があると言う。
論文の主著者であるウェストミード・ミレニアム研究所(Westmead Millennium Institute)視力研究センターのバミニ・ゴピナス(Bamini Gopinath)氏は「親は子どもをソファから立たせて、動くように促す必要がある」と警告している。
対象となった子どもがテレビを見ている時間は1日平均1.9時間だった一方、予定に従って体を動かす活動をする時間は1日平均でわずか36分だった。
身体を動かす時間が1日1時間以上と最も多いグループの子どもたちは、それ以下の時間しか体を動かさない子どもたちよりも、網膜動脈がかなり太かった。
「身体活動の多い子どものほうが、微小血管の状態が良かった。子どものころの不健康なライフスタイルが、微小循環に影響を与え、後に心疾患や高血圧などのリスクを増加させる可能性がある。長時間スクリーンを見て過ごすことは、それだけ体を動かさず、食生活も不健康になって体重が増える原因になる」とゴピナス氏は指摘している。
また「1日1時間、テレビを見る代わりに体を動かせば、座ってばかりのライフスタイルが網膜動脈に与える影響を和らげる効果があるだろう」と述べた。さらに「自由な遊び方を奨励する一方で、学校では週に2時間、子どもたちが体を動かす時間を設けるべきだ」とアドバイスした。
論文はアメリカ心臓協会(American Heart Association、AHA)の学会誌「Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology」(動脈硬化、血栓症と血管生物学)の今週号に掲載されている。
東日本大震災:「お父さん、ありがとう」妻の声津波に消え
「真っ黒い波が数十メートルの高さに立ち上がり、一気に倒れてきた」。海岸から数百メートル先に住む無職、熊川勝さん(73)は目前に迫る大波に度肝を抜かれた。妻洋子さん(73)の手を引いて2階に駆け上がったが水位はみるみる上がり、洋子さんを抱えて顔を出すのがやっとになった。死を覚悟し「これまで、ありがとな」と呼び掛けると、洋子さんはうなずいて唇を動かした。「お父さん、ありがとう」
もう一度、熊川さんが「2人で孫3人の名前を呼んで終わりにしよう」と声を掛けた直後に強い衝撃があり、洋子さんが沈んだ。必死で手をたぐったが、渦巻く波に引き込まれていった。熊川さんは着ていたジャンパーが偶然浮袋代わりになり、天井と屋根の隙間(すきま)で息ができた。引き波で家ごと沖に向かって流されかかったが、橋桁に飛び移って助かった。その間、ずっと洋子さんの名を叫び続けた。
東日本大震災:被災者の温かさ忘れない、女性巡査が福島での活動振り返る/川崎
東日本大震災の被災地に初めて派遣された県警の女性警察官10人が18日、10日間の活動を終えて帰県した。若手の一人として活動した中原署地域課の斉藤未佳巡査(22)は「温かく迎えてくれた被災者のことは忘れられない。いつかまた、現地を訪れたい」と振り返った。
10人が向かったのは福島県。同県警福島署の署員と数人で班を組み、相馬市やいわき市など県内各地にある避難所で被災者の相談や悩みを聞いて回った。さら地にぽつんと立つ小学校の体育館やアリーナ。大きい避難所では、いまも2000人近い人が生活を共にしていた。
制服姿で中に入ると、見ず知らずの自分に次々と声を掛けてくれた。「遠いところから来てくれてありがとう」「板の上は足痛くなるから畳の上に上がんな」…。口から出てくる言葉はみんな温かかった。
家族を亡くしたこと、家を失ったこと。それぞれが自身に起きた震災を話してくれた。「悲しむわけでもなく文句を言うわけでもなく、日常のことを話すように話してくれた」。何も返せなかった。「ただ聞くことしかできなかった」。そんな自分に被災者は言ってくれた。「聞いてくれてありがとう」。胸の中で思った。「こちらこそ、ありがとうございます」
県警2年目の22歳。被災地で活動した自分ができることを、あらためて考えている。「交番勤務なので毎日たくさんの人に会う。その人たちの話をちゃんと聞いて、寄り添っていきたい」。いまはそれが、被災者へのせめてもの恩返しだと思っている。
行間から「人間への信頼」が感じられる記事だ。