『封神演義』安能務訳(講談社文庫、1988年)



封神演義(上) (講談社文庫) 封神演義(中) (講談社文庫) 封神演義(下) (講談社文庫)

 商から周へ、中国ではいま易姓革命が始まろうとしている。名君紂王は妖妃妲己を迎えて以来、まったくの昏君(バカ皇帝)と化した。妲己、彼女はじつは、千年の齢を経た女の化身だったのだ。──軍師太公望(姜子牙)を擁する西岐軍と商軍の大殺戮戦。妖術玄術が切り結び、飛び交う宝貝(秘密兵器)はSFをしのぐ。奇想天外な大伝奇ロマン。


 中国三代奇書を超える大伝奇ロマン。軍師に姜子牙(太公望)を得て紂王討伐の軍を興した周の文王は、征途なかばにして世を去った。子姫発が跡を嗣ぎ武王を名乗る。一方、都朝歌では、千年の狸精妲己(妲妃)に欺弄されて、紂王が自堕落な日々を過していた。しだいに民の間に怨嗟の声がつのり、諸侯は相次いで旗揚げ、武王を盟主と仰いで会盟の地孟津へと兵馬を進める──。


 中国易姓革命の火の手はいよいよ熾烈に燃えさかる。仙界人界入り乱れての大混戦に飛び交うおびただしい宝貝(秘密兵器)。数知れぬ武将の魂魄が次々と封神台へ飛ぶ。紂王打倒の西岐軍はついに四伯侯会盟の地孟津に達した。そのまま一気に都朝歌に迫り、やんぬるかな紂王は摘星楼に自焚する。──中国三大奇書を超える大伝奇ロマン大団円。全3巻。

福島原発 「東電の罪」と「原子力ロビー」(仏ル・モンド紙報道)

魔女狩りの心情

「どんな地方にも、幾千幾万という魔女が庭虫のように地上にはびこりつつあるのです。
 もしも私どもに一片の人情がありますならば、そもそも私どもが人間の名に値する者でありますならば、これらの魔女を罰せずにはおかれなくなるのが自然でありましょう。あるローマ皇帝が、ローマ人全部をただのひと打ちでみな殺しにしたいと望みましたように、私もすべての魔女をひと束にし、ただひとつの火で一度に全部を焼き殺せたらと思うのです」(これはブルゴーニュ・サンクロード地方の最高裁長官、アンリ・ボゲの『魔女論』1602年、の巻頭の「献辞」と「序文からの抜粋」)


【『魔女狩り森島恒雄岩波新書、1970年)】


魔女狩り (岩波新書)

相づち

 相づちとは読んで字のごとくで、鋼を鍛えるときの相方の打ち出す槌です。タイミングが狂うと鋼ではなく相手に槌を打ちつけるはめになりかねません。


【『プロカウンセラーの聞く技術』東山紘久〈ひがしやま・ひろひさ〉(創元社、2000年)】


プロカウンセラーの聞く技術