2011-01-24 吉村哲彦 リンク この名前がツイッターで散見されるのだが、どうも前の阿久根市長と似たタイプのようだ。安全なポジションから過激な発言で挑発するところは石原慎太郎っぽい。著作があるようなので、ひょっとしたら新しい宣伝手法なのかもしれない(笑)。 食費一日300円とはどんな食生活なのか? リソースの振り分け方が極端な人の基準を採用するのは死亡フラグ 吉村哲彦の高齢者蔑視と生涯学習蔑視 吉村哲彦の性差別観をまとめたら血液型性格判断信奉というトンデモも釣れた
2011-01-24 存在というもの 抜き書き 二郎の勉強机の前に坐って、彼はそういうことを考えた。二郎はいい漁師になるだろう。三郎もまたいい漁師になるだろう。そこには存在というものがある。しかし僕は何になるだろうか。勉強をして、高等学校にはいって、それから何になるだろうか。何一つまるできまってはいないのだ。入学試験の試験官が、僕の答案に80点をつけるか60点をつけるかで、僕の運命はどんなふうにでも変ってしまうだろう。(「夜の寂しい顔」) 【『廃市・飛ぶ男』福永武彦(新潮文庫、1971年)】 福永武彦 廃市・飛ぶ男
2011-01-24 物語の拒否 抜き書き 飯沢(耕太郎)●荒木(経惟〈のぶよし〉)さんの場合には順序があるじゃないですか。ニセの順序かもしれないけども、物語に巻き込んでいく。森山さんの場合は、それが全然ないですね。物語的なものには興味はないですか? 森山●ぼくはもう、自分の写真ではそういうの拒否したいんです。それだけはいやだと思い込んでいるんだから。もうイメージってものに極力左右されたくないわけ。写真は複写(コピー)、そのことだけにこだわりたいですね。 【『森山大道、写真を語る』森山大道〈もりやま・だいどう〉(青弓社、2009年)】 森山大道
2011-01-24 小林ハルが生まれた日 今日は何の日? 今日は小林ハルが生まれた日(1900年)。生まれてから100日後に白内障を患い失明。5歳で瞽女(ごぜ)に弟子入りし、以後20年間年季奉公と修行の日々を送る。9歳の時、旅芸人として各地を回り始める。26歳の時に修行を終え独立。1978年、人間国宝に。 「最後のごぜ・小林ハルさんを偲ぶ」NHK 2005年7月31日【音声】 瞽女さん