3冊挫折。
挫折1『宗教のすすめ 幸福に生きる力として』第三文明編集部(第三文明社、2002年)/特定教団の宣伝本だった。
挫折2『チベットの生と死の書』ソギャル・リンポチェ/大迫正弘、三浦順子訳(講談社+α文庫、2010年)/チベット仏教は肌に合わず。死後の生命を語った時点でアウト。
挫折3『池澤夏樹個人編集 世界文学全集第3集 黒檀』リシャルト・カプシチンスキ/工藤幸雄、阿部優子、武井摩利訳(河出書房新社、2010年)/文体が肌に合わず。期待していただけに残念。
3冊挫折。
挫折1『宗教のすすめ 幸福に生きる力として』第三文明編集部(第三文明社、2002年)/特定教団の宣伝本だった。
挫折2『チベットの生と死の書』ソギャル・リンポチェ/大迫正弘、三浦順子訳(講談社+α文庫、2010年)/チベット仏教は肌に合わず。死後の生命を語った時点でアウト。
挫折3『池澤夏樹個人編集 世界文学全集第3集 黒檀』リシャルト・カプシチンスキ/工藤幸雄、阿部優子、武井摩利訳(河出書房新社、2010年)/文体が肌に合わず。期待していただけに残念。
生物(ヒト、動物、植物、細菌)がもつ時計の仕組みを明かす科学読み物です。遺伝子やタンパク質が深く関わる生物時計(動物では体内時計という)の謎を実際の生物行動や実験結果に沿って解説します。1日(さらに昼と夜)、季節、1年といった周期は、生物の行動(睡眠、ホルモンの分泌、体温、鳥や蝶の渡り、蝶やセミの羽化、植物の開花)に深く関係します。さらには、渡りの際の方角決定にも関与します。これらのリズムを生物はどうやって知るのか。太陽光が判断基準の有力な基準ではあるのですが、光のない環境においてもこれらの周期を生物は知っています。それには、生物が持つ遺伝子とタンパク質が深く関わっています。しかも、生物の種や個体ごとに遺伝子が異なるのに、共通のメカニズムがなぜあるのでしょうか。ヒトについて言えば、時差ぼけや昼夜交代勤務、不眠症などで体内時計の仕組みはお馴染みですが、体内時計のリズムを生かした生活行動、体内時計を制御する方法など、豊富な話題で語りかけます。
ヒトは自然淘汰によって形成され、人類の起源がアフリカにあることをわれわれは知っている。しかし、いまだに大きな 謎が残されている。それは、「何がわれわれを人間にしたのか」だ。この疑問に対しては、さまざまな見解が出されているが、本書では、新しい答えを示す。それは、「火の使用と料理の発明」である。料理は食物の価値を 高め、私たちの体、脳、時間の使い方、社会生活を変化させた。「狩るヒト」 説から「料理」説へ――膨大な研究資料をもとに鮮やかに描き出す!
短く、巧みに、簡潔に……。
英語を知らなければ英文の履歴書はかけないし、まして『リア王』を著わせるわけはないが、無論、英語を知っているだけでシェークスピア劇を書ける訳もない。ラマヌジャンのノ『ノート』についても同じことが言える。ページを躍動する彼の数式は数学の専門家ならば理解できないものではなかった。『リア王』の英語のように、その著作の根底にある凄味はその意味内容なのである。
数学的な存在について表現すること、それに基づいて演算し、特殊な場合についても検討すること、既存の定理を新しい領域へ応用すること――これがラマヌジャンの『ノート』の本質的な部分だった。しかし、そのなかには単純な数値計算もある。彼にとっては「あらゆる整数が竹馬の友だった」。彼は大好きな数字との付き合いを楽しんだのである。
このようなところ(※骨盤の後ろ、背骨、肩甲〈けんこう〉骨)に体重がかかると、皮膚の毛細血管が圧迫されて血液が流れなくなる。毛細血管の圧力は弱く、正常な血圧なら130から170ミリぐらいの水銀柱圧力があるが、毛細血管の圧力は20ミリ水銀柱ほどしかないので、体重がかかれば簡単につぶれてしまうのである。
しかし幸いなことに、皮膚や皮下組織は代謝がそれほど盛んでないから、少しぐらい血液がこなくても、2時間は平気である。2時間をすぎると危険になり、3時間以上になると皮下組織が死んで、いわゆる「壊死(えし)」という危険な状態になる。
褥瘡(じょくそう)は出来始めは痛みを覚えるが、壊死が進行すると痛みがなくなる。このため同じ姿勢を取り続けることで、どんどん悪化してゆく。Wikipediaのページトップ右側にある〔表示〕を参照せよ。
今日はウィリアム・ジェームズが生まれた日(1842年)。パースやデューイと並ぶプラグマティスト。超常現象について「それを信じたい人には信じるに足る材料を与えてくれるけれど、疑う人にまで信じるに足る証拠はない。超常現象の解明というのは本質的にそういう限界を持っている」(ウィリアム・ジェームズの法則)と語った。