レオナルド・サスキンド


 1冊読了。


 123冊目『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド/林田陽子訳(日経BP社、2009年)/面白かった。タイミングがピッタリだった。「ブラックホールで1ビットの情報はどうなるか?」というテーマでサスキンドとホーキングは真っ向からぶつかった。難解な箇所もあるが、非常に面白い読み物となっている。欧米の学者って本当に文章が巧みだよね。550ページのハードカバーで2400円は安い。

「Keep On」E.D.P.S


 E.D.P.Sはエディプスと読む。これがジャパニーズロックの白眉だ。私はレコードもCDも全部持っている。どこまでもシンプルに疾走するギターは今聴いても痺れる。ツネマツ・マサトシは何をしているのだろうか? このアルバムが出たのは四半世紀前だ。






BLUE SPHINX(紙ジャケット仕様)

文明とは病気である

 文明とは病気である。しかもかなり伝染性の強い病気である。この病気には人類しか罹らないが、今のところ、いちばんの重病人はヨーロッパ人とアメリカ人で、それ以外では日本人である。しかし、昔はそうではなく、エジプト人やインド人や中国人がいちばんの重病人であった時代もあった。とは言っても、昔のこの病気はそれほど重症ではなく、伝染性もそれほど強くはなかった。ところが、近頃はますます猖獗をきわめ、加速度的に伝染性を強め、一部のいわゆる未開社会を除いて、ほぼ全人類を席巻せんとする勢いである。
 文明は、人類が生物学的に畸型的な進化の方向にはまり込み、本来の自然的現実を見失ったことにはじまる。人類は、見失った自然的現実の代用品として人工的な疑似現実を築きあげた。この疑似現実が文明である。


【『続 ものぐさ精神分析岸田秀〈きしだ・しゅう〉(中公文庫、1982年/『二番煎じ ものぐさ精神分析青土社、1978年と『出がらし ものぐさ精神分析青土社、1980年で構成)】


ものぐさ精神分析 (中公文庫) 続 ものぐさ精神分析 (中公文庫)

GDPは一定期間におけるフローの概念

 GDPはある一定期間における【フロー】の概念です。経済学では、【ストック】とフローの区別が大切です。マラソンにたとえれば、ストックはこれまでに走ってきた距離を、フローはいま走っているスピードを意味します。つまり、GDPはある一定期間における経済活動のスピード(活発さ)を表す指標です。


【『図解雑学 マクロ経済学』井堀利宏〈いほり・としひろ〉(ナツメ社、2002年)】


図解雑学 マクロ経済学 (図解雑学シリーズ)

フリードリヒ・ニーチェが生まれた日


 今日はフリードリヒ・ニーチェが生まれた日(1844年)。真理理性価値権力自我などの既存の概念を逆説とも思える強靭な論理で解釈し直し、悲劇的認識、デカダンスニヒリズムルサンチマン超人永劫回帰力への意志などの独自の概念によって新たな思想を生みだした。


ニーチェ全集〈9〉ツァラトゥストラ 上 (ちくま学芸文庫) ニーチェ全集〈10〉ツァラトゥストラ 下 (ちくま学芸文庫) ニーチェ全集〈11〉善悪の彼岸 道徳の系譜 (ちくま学芸文庫) この人を見よ (新潮文庫)