サイモン・クーパー、ステファン・シマンスキー、苫米地英人


 1冊挫折、1冊読了。


 挫折63『「ジャパン」はなぜ負けるのか 経済学が解明するサッカーの不条理サイモン・クーパー、ステファン・シマンスキー/森田浩之訳(NHK出版、2010年)/面白い。しかし残念ながら私はサッカーファンではなかった。だから130ページで読むのをやめた。行動経済学的アプローチでサッカーを読み解いている。ハードカバー、380ページで2000円は安い。


 104冊目『苫米地英人、宇宙を語る苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(角川春樹事務所、2009年)/経典本。こりゃ凄いよ。胡散臭い人物なのは確かだが、知的レベルの高さは群を抜いている。苫米地の進化の到達点といえるだろう。宇宙と自我を数学的アプローチで明かしている。日本の仏教団体でこの領域に辿り着いているところは一つもないと思われる。それくらい凄い。

思想的な筋肉

 たとえその頃岩田靖夫の懇切な文章があって、読むことができたとしても、さまざまな人間的・社会的な関係の渦のなかに放りこまれて生きることがなければ、とうていそこに書かれていることは理解の外だったと思います。
 おそらく年をとるうち、つまりは関係性のなかで生きるうちに、はじめてついてくる筋肉というものがある。思想的な筋肉です。


【『〈〉が選んだ入門書』山村修ちくま新書、2006年)】


“狐”が選んだ入門書 (ちくま新書)

長崎原爆忌


 今日は長崎原爆忌(1945年)。広島型の1.5倍の破壊力を持つファットマンが午前11時2分に投下された。当初は京都が候補地だった。7万4千人が死亡(県民の30%)。米国は第三の原爆を準備していた。地元カトリック信者は「神の摂理」と。原爆死者の累計は39万6132人(2007年現在)。