2010-05-01 世界は月から上と下の二つに分かれていた 抜き書き キリスト教 前年より微分や積分の核心にほぼ到達していたニュートンは、ウールズソープ村に帰省するやいなや月の運動の解明にとりかかった。当時まだ支配的だったアリストテレス的自然哲学では、世界を月より上と下の2領域に分け、それぞれが異なる原理で動いていると考えていた。 【『天才の栄光と挫折 数学者列伝』藤原正彦(新潮選書、2002年/文春文庫、2008年)】 藤原正彦
2010-05-01 風評に惑わされる 抜き書き 「風評に惑わされるのは小者のすることだ。おまえはいつも人の話を半分も聞かずに拳を上げる」 【『時宗』高橋克彦(NHK出版、2000年/講談社文庫、2003年)】 高橋克彦