読書日記

村上陽一郎、南淵明宏、谷口義明

1冊挫折、2冊読了。 挫折82『現代科学論の名著』村上陽一郎編(中公新書、1989年)/「編集にあたって」という前書きで挫ける。何言ってんだか全然わからず。 138冊目『心臓は語る』南淵明宏〈なぶち・あきひろ〉(PHP新書、2003年)/好著。それもそのはず…

J・クリシュナムルティ

1冊読了。 137冊目『いかにして神と出会うか』J・クリシュナムルティ/中川正生訳(めるくまーる、2007年)/1週間ほど前に読了。私がクリシュナムルティの名を知ったのは本書によってであった。確か昨年の2月頃だったと思う。収められているのは1936〜1980…

池内恵

1冊読了。 136冊目『書物の運命』池内恵〈いけうち・さとし〉(文藝春秋、2006年)/池内恵は1973年生まれ。気鋭の中東研究者である。エッセイも書評もイスラムに関するものとなっているが、練達の文章でぐいぐい読ませる。2ページ目であっと声を上げた。何…

アントニオ・R・ダマシオ

1冊読了。 135冊目『デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳』アントニオ・R・ダマシオ/田中三彦訳(ちくま学芸文庫、2010年/『生存する脳 心と脳と身体の神秘』改題、講談社、2000年)/テンプル・グランディン著『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』…

櫻井義秀

1冊読了。 134冊目『霊と金 スピリチュアル・ビジネスの構造』櫻井義秀〈さくらい・よしひで〉(新潮選書、2009年)/わかりやすい宗教社会学入門。スピリチュアル系を含む宗教団体の荒稼ぎぶりを考察している。ここが大事。決して暴き立てて警鐘を乱打して…

高橋昌一郎

1冊読了。 133冊目『知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性』高橋昌一郎〈たかはし・しょういちろう〉(講談社現代新書、2010年)/天才本。高橋さん(※ツイッターでやり取りしたことがあるので敬称をつける)の翻訳能力は凄い! お世辞抜きで講談社現代…

コリン・グレイ、ガヤトリ・C・スピヴァク、J・クリシュナムルティ

2冊挫折、1冊読了。 挫折80『戦略の格言 戦略家のための40の議論』コリン・グレイ/奥山真司訳(芙蓉書房出版、2009年)/文章がよくない。それにも増して、戦争のための理論を読むことに徒労感を覚えた。 挫折81『サバルタンは語ることができるか』ガヤトリ…

孫崎享、佐々木英信、J・クリシュナムルティ

3冊読了。 129冊目『日本人のための戦略的思考入門 日米同盟を超えて』孫崎享〈まごさき・うける〉(詳伝社新書、2010年)/元外務官僚が書いた外交・防衛の戦略論。骨太の論考。日米安保に関する具体的な処方箋を提示している。沖縄米軍基地移転問題、そし…

中村秀吉、嶺重慎、リロイ・ジョーンズ

2冊挫折、1冊読了。 挫折78『パラドックス 論理分析への招待』中村秀吉〈なかむら・ひできち〉(中公新書、1972年)/図と数式でつまずく。 挫折79『ブラックホールを見る!』嶺重慎〈みねしげ・しん〉(岩波科学ライブラリー、2008年)/読み物としてつまら…

テンプル・グランディン

1冊読了。 127冊目『動物感覚 アニマル・マインドを読み解く』テンプル・グランディン、キャサリン・ジョンソン/中尾ゆかり(NHK出版、2006年)/これは面白かった。443ページで3360円は安いと断言しておこう。テンプル・グランディンは自閉症(アスペルガ…

武藤春光、弘中惇一郎、ジェローム・デュアメル

1冊挫折。1冊読了。 挫折77『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実 誤った責任追及の構図』武藤春光、弘中惇一郎(現代人文社、2008年)/検察がどのように事件をでっち上げるかを、裁判の経過と併せて描かれている。安部医師は血友病治療の第一人者というだ…

ニュートン別冊

1冊読了。 125冊目『みるみる理解できる相対性理論 改訂版』ニュートン別冊/佐藤勝彦監修、水谷仁編集(ニュートン プレス、2008年)/内容がイマイチで文章がイマサン。前にも書いた通り、イラストが大きすぎて文字が小さく感じてしまう。バランスの悪さが…

伊藤雅之

1冊読了。 124冊目『現代社会とスピリチュアリティ 現代人の宗教意識の社会学的探究』伊藤雅之(渓水社、2003年)/宗教社会学の教科書的一冊。「愛知学院大学文学会叢書 1」となっている。いやあ数十年ぶりに横書きの本を読んだよ。固い内容で章立てが短け…

勝海舟

1冊挫折。 挫折77『新編 氷川清話 勝海舟の政治観と幕末維新の裏面史』勝海舟/高野澄〈たかの・きよし〉編著(PHP新書、2009年)/底本が吉本襄編だったのでやめた。「まえがき」の2ページしか読まず。

レオナルド・サスキンド

1冊読了。 123冊目『ブラックホール戦争 スティーヴン・ホーキングとの20年越しの闘い』レオナルド・サスキンド/林田陽子訳(日経BP社、2009年)/面白かった。タイミングがピッタリだった。「ブラックホールで1ビットの情報はどうなるか?」というテーマで…

伊藤整、ホルヘ・ルイス・ボルヘス

2冊挫折。 挫折75『氾濫』伊藤整(新潮社、1958年/新潮文庫、1960年)/旧かな、旧漢字だった(涙)。 挫折76『ボルヘスとわたし 自撰短篇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス/牛島信明訳(新潮社、1974年/ちくま文庫、2003年)/文章が馴染めず。まったくお手…

リー・チャイルド、プーラン・デヴィ

3冊読了。 120、121冊目『キリング・フロアー(上)』『キリング・フロアー(下)』リー・チャイルド/小林宏明訳(講談社文庫、2000年)/これがデビュー作。一気に読めるのだが、2冊にするほどの内容ではないと思う。『前夜』を読んだ時も同じ印象を受けた…

清水博

1冊挫折。 挫折74『生命を捉えなおす 生きている状態とは何か』清水博(中公新書、1978年)/130ページで挫ける。非常にいい本なんだが、如何せんテンポが合わず。これはね10代、20代で読んでおくべきだったな。かような良書があったとは知らなかったよ。福…

アミール・D・アクゼル

1冊読了。 119冊目『相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学 アインシュタインと膨張する宇宙』アミール・D・アクゼル/林一訳(早川書房、2002年/ハヤカワ文庫、2007年)/「たとえ生みの親に見捨てられても、宇宙定数は決して息絶えることはなかった」。い…

プーラン・デヴィ

1冊読了。 118冊目『女盗賊プーラン(上巻)』プーラン・デヴィ/武者圭子〈むしゃ・けいこ〉訳(草思社、1997年)/10月の課題図書。刊行されてから10年以上経つがいまだ文庫にならず。尚、プーランは読み書きができない。ガンディーが標榜した非暴力の裏で…

M・メルロ=ポンティ、永井均、勝海舟

2冊挫折、1冊読了。 挫折72『眼と精神』M・メルロ=ポンティ/滝浦静雄、木田元〈きだ・げん〉訳(みすず書房、1966年)/全く歯が立たず。タイトル章の30ページも読了できず。完敗。 挫折73『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』永井均(産業図書、2003…

菊池英博、松本健一

1冊挫折、1冊読了。 挫折71『消費税は0%にできる 負担を減らして社会保障を充実させる経済学』菊池英博(ダイヤモンド社、2009年)/挫折したんだが、これはオススメ。消費税という税がどれほどの欺瞞に満ちているかを見事に喝破している。ただ、やたらと専…

リー・チャイルド、曽根富美子

2冊挫折、1冊読了。 115冊目『前夜(下)』リー・チャイルド/小林宏明訳(講談社文庫、2009年)/昨日読了。一気読み。謎解きの度合いが増す。タイトルの意味が今ひとつピンと来ない。もちろん「前夜」に何があったかはわかっているのだが。ラストは意見の…

ジュリアス・レスター、リー・チャイルド

2冊読了。 113冊目『奴隷とは』ジュリアス・レスター/木島始、黄寅秀〈ファンインスウ〉訳(岩波新書、1970年)/今月後半の課題図書。読んだのは二度目。著者がフォークシンガーだったとは。踊らずには、歌わずには、笑い飛ばさずにはいられなかった黒人の…

カーリン・アルヴテーゲン

1冊挫折。 挫折68『裏切り』カーリン・アルヴテーゲン/柳沢由美子〈やなぎさわ・ゆみこ〉訳(小学館文庫、2006年)/カーリン・アルヴテーゲンで挫けたのは初めてのこと。まったく残念なことだ。人格破綻モノ。正確には人格障害モノといっていいだろう。150…

パウル・ティリッヒ

1冊挫折。 挫折67『生きる勇気』パウル・ティリッヒ/大木英夫訳(平凡社ライブラリー、1995年)/氏家さんのツイートにパウル・ティリッヒの名前が出てきたので読んでみた。5ページで挫折(笑)。勇気は論ずるものではないと思う。確かこれ、友岡本にも出て…

J・クリシュナムルティ

1冊読了。 112冊目『自由と反逆 クリシュナムルティ・トーク集』J・クリシュナムルティ/大野龍一訳(コスモス・ライブラリー、2004年)/数日前に読了。1928年と1947年の講話が収められている。大野龍一の訳文は読みやすい。でも135ページで1600円は高い。…

森本哲郎、ブレヒト

1冊挫折、1冊読了。 挫折66『信仰のかたち』森本哲郎(新潮選書、1982年)/知らない人がいるかもしれないので、念のために書いておくが森本毅郎のお兄さんである。この人の文章はわかりやすいのに奥深い味わいがある。これだって、いい本なんだ。ただ私がわ…

ロメオ・ダレール、伊勢崎賢治

1冊読了。 110冊目『NHK未来への提言 ロメオ・ダレール 戦禍なき時代を築く』ロメオ・ダレール、伊勢崎賢治(NHK出版、2007年)/地獄を知る二人が対談した番組を書籍化したもの。実に素晴らしい内容だ。非常に高度で実践的な平和論が語られている。伊勢崎は…

永田諒一、宮元啓一

2冊読了。 108冊目『宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史』永田諒一(講談社現代新書、2004年)/今月後半の課題図書。完全な選択ミス。やっぱり読んでない本はダメだね。なぜ、プロテスタントが魔女狩りに遭わなかったかを知りたかったのだ…