書評:心理
・世界とは自分が認識したもののことである ・フランス人に風鈴の音は聞こえない ・運命か自由意思か~偶然と必然 「夢」+「洗脳」である。何という胡散臭さ。しかし、マイナス×マイナスはプラスに転じる。ベッチー先生、わたしゃ付いて行きますぜ。 実は、…
タイトルは『スピリチュアリズム』となっているが、内容は「反スピリチュアリズム」。苫米地英人が警鐘を鳴らしているのは、「江原啓之を受け入れてしまう社会情況」に対してである。オウム後に現れたカマイタチといっていいだろう。 江原啓之氏などの言って…
人は話すのが好きだ。話すの語源は「放つ」。現在でも「言い放つ」と。身体の内側に溜まった何かを解き放ちたい欲求があるのだろう。中々面倒なのは、放った言葉をちゃんと受け止めてくれる人が必要なところ。独り言ではどうも満たされないようだ。 また人間…
初版が刊行されたのが1973年というのだから、既に35年の長きにわたって読み継がれている名著。私は20代で一度読んでいる。 「人間はナマケモノなのか?」というテーマで、旧来の「アメとムチ」スタイルを脱却する狙いがある。様々な心理実験のデータを引っ張…
高度成長期にさかんに行われた管理職を特訓するST(センシティビティ・トレーニング)と、飽食の時代に入り横行した宗教的な手法を駆使する自己開発セミナー。これらがどのような時代背景の中で誕生し、如何なる社会問題へと至ったのか。あるトレーナーの半…