書評:宗教

『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』末木文美士

中国から日本へ仏教が輸入された頃から、江戸時代までを俯瞰した内容。平安時代・鎌倉時代に重点を置いている。 寡聞にして知らなかったのだが、鎌倉仏教の殆どが密教の影響を受けている。また、天台大師の本覚思想を色濃く反映するなど、明らかな思想的変遷…

『青い空』海老沢泰久

・『殉教 日本人は何を信仰したか』山本博文 ・『勝海舟』子母澤寛 ・『青い空』海老沢泰久・『黄金旅風』飯嶋和一 ・『日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか』小室直樹 ・『氷川清話』勝海舟 ・『海舟語録』勝海舟 ・キリスト教を知…

『ベラボーな生活 禅道場の「非常識」な日々』玄侑宗久

ラジオから流れる朗読に耳を奪われた―― 汗っかきほど蚊が寄ってくる。横一列に並んで坐っていると、色白で汗っかきの先輩のほうに蚊が寄っていくのが見えることがある。しかしむろん、全ての蚊がそちらに行くわけではない。「私の血は、きっとまずいよ」なん…

平易に説き過ぎた生まれ変わりの幸福論/『生きがいの創造』飯田史彦

副題は「“生まれ変わりの科学”が人生を変える」。チト胡散臭いな(笑)。 著者の本業は福島大学経済学部経営学科の助教授。特定の宗教色は全く無い。 ある講演を聞いた際、飯田史彦の名前が紹介されたので読んでみた。私は仏教徒なので所謂「生まれ変わり」…