古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-07-11から1日間の記事一覧

木村元彦

1冊挫折。 挫折41『終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ』木村元彦〈きむら・ゆきひこ〉(集英社新書、2005年)/期待していたのだが読みにくかった。80ページで挫ける。多分、圧倒的な事実を前にして、著者が物語化できなかったのではないかと思う…

暗闇

暗闇では物を直視してはならない。じっと見すぎると想像上の動きを作り出してしまうからだ。 【『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド/駒月雅子訳(ハヤカワ・ポケット・ミステリ、2006年/ハヤカワ文庫、2008年)】 ローリー・リン・ド…