古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-02-25から1日間の記事一覧

不可触民=アウトカースト/『不可触民の父 アンベードカルの生涯』ダナンジャイ・キール

・不可触民=アウトカースト ・ガンディーはカースト制度の信奉者であった ・不可触民は立ち上がった アンベードカルは先頭に立った ・アンベードカルの名言 ・ガンディーは不可触民制撲滅運動を起こしていない ・アンベードカルに対するガンディーの敵意 ・…

サラエボ紛争を生き抜いた子供達/『失われた思春期 祖国を追われた子どもたち サラエボからのメッセージ』堅達京子

はっきり書いておこう。作品としてはイマイチだ。だが、サラエボの子供達の言葉の数々は一読に値する。否、そのためだけに対価を支払ったとしてもお釣りが来る。 「そしてぼくは、ぼくらの国の言葉で書かれ、ぼくらの国の俳優が演じているこの作品を、サラエ…

「孤独な詩人」忌野清志郎

どんとの曲を清志郎が歌っている。2006年1月に開催された「どんと紅白」というステージ。自家薬籠中の物とした観がある。ローリング・ストーンズの「Like a Rolling Stone」を彷彿とさせる。ソウルフルなバラードが魂をビリビリさせる。是が非でも清志郎のCD…

挨拶のできない人々

仕事上で様々な企業や店舗へ行くが、挨拶のできない人を時折見かける。私は声が大きいので、聞こえないということは考えにくい。「多分忙しいのだろう」「きっと心に余裕がないのだろう」と思うように努力しているのだが、あまり上手くゆかない。 私の実家は…

えひめ丸事故で「やむなく沈没」 閣僚経歴に絡み笹川氏発言

自民党の笹川尭総務会長は24日夜、都内で開かれた党参院議員のパーティーであいさつし、平成13年に起きた米原潜と実習船えひめ丸の衝突事故への対応で退陣に追い込まれた森内閣で閣僚を務めた自らの経歴に触れ、「ゴルフをやっていて閣僚を首になったわけで…

犬養道子著『一億の地雷 ひとりの私』(岩波書店、1996年)は間違いだらけ

田中一生

進化する進化論 米国事情

創造説のナンセンスな変異 《G・ブランチ/E・C・スコット(全米科学教育センター)》 生物は進化したのではなく、クリエーターたる神が創造した……。米国では創造論者たちが依然として公立学校での進化教育に反対する運動を続けている。創造説を進化論に代わ…