古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

2009-01-23から1日間の記事一覧

見捨てられた子供の叫び/『わたしの出会った子どもたち』灰谷健次郎

これはドラマでも引用された詩である。何度読んでも涙が止まらなかった覚えがある。親にどんな事情があったかは知らぬが、子供にこんな思いをさせるのは許されないことだ。 がっこうから うちへかえったら だれもおれへんねん あたらしいおとうちゃんも ぼく…