2008-10-12から1日間の記事一覧

『この大地に命与えられし者たちへ』写真・文 桃井和馬

写真とは切り取られた“瞬間”である。何をどう写すかは、カメラを持つ者の立ち位置で決まる。桃井和馬は世界140ヶ国を飛び回り、己の視線が捉えた光景と人々を“永遠”に刻みつけようとしている。 万物は諸行無常であり生老病死のリズムを奏でる。桃井は敢えて…

ルワンダ大虐殺の始まり/『ジェノサイドの丘』フィリップ・ゴーレイヴィッチ

ルワンダ――この国名は、もはや私にとって他人事では済まされない。骨髄に刻まれた感がある。人間の狂気と寛容とを兼ね備え、殺した人々と殺された人々の家族が共に住む大地。その重みに耐えかねて、アフリカ大陸は窪んでしまっていることと想像する。 教室の…