近所の雑貨屋を出ようとした時だった。ドアのガラスの向こうに少年が現われた。ドアが外に開く作りになっていたので、私は少年が先に入るのを待つ格好になった。両手に荷物を持ったまま少年を見下ろす私。少年はドアを開けると、背中でドアを押さえたまま立…
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